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バイ・デザイン・ホールディングス(株)他1社、信用調査、与信管理、倒産情報は東京商工リサーチ。

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公開日:2011.02.01

負債総額が原則30億円以上の倒産企業および信用変動企業を掲載。

バイ・デザイン・ホールディングス(株)他1社 [東京] 液晶テレビ販売

破産開始決定 / 2社の負債総額 現在、調査中

~液晶テレビ製造販売のベンチャー企業、バイ・デザイン(株)も同時に~

 バイ・デザイン・ホールディングス(株)(中央区築地2-10-6、設立平成15年6月、資本金4087万円、飯塚克美社長、以下BDH社)とバイ・デザイン(株)(同所、設立平成20年5月、資本金5000万円、同社長、以下BD社)は1月26日、東京地裁に破産を申請し同日、開始決定を受けた。破産管財人は尾崎毅弁護士(山田・尾崎法律事務所、港区赤坂7-5-7、電話03-3585-7451)。 

 2社の負債については現在調査中だが、平成20年12月期決算時点での負債はBDH社が4億1700万円、BD社が7億7300万円。

 BDH社及びBD社は薄型液晶テレビ製造販売のベンチャー企業として著名。BD社は、元デルコンピュータ(株)社長の飯塚克美氏が設立した。飯塚氏は、デルコンピュータ(現・デル)草創期の昭和62年に入社後、日本法人を立ち上げたパソコンの先駆者で、7年に独立してパソコンベンチャーのアキア(株)を創業した。

 「アキア」は高性能パソコンを低価格で売り、最盛期の売上高は100億円を超え、業界に“アキア旋風”を巻き起こした。だが、マッキントッシュ互換機事業の失敗や金融機関からの資金調達難などが重なり11年2月、カシオ計算機(株)(東証1部)の支援を受けることになり、飯塚氏は13年に社長を退任していた。

 その飯塚氏が表舞台に戻ってきたのが15年6月。大画面・薄型テレビの製造を目的にBD社を設立したことで話題を集めた。BD社は、テレビの企画、設計、販売に専念するファブレス企業で、製造を中国のテレビメーカーに委託。分業化などによってコストを抑え、競合他社より3~4割も安価な大画面・薄型テレビを「byd:sign(バイ・デザイン)」ブランドで販売、格安価格でテレビ市場に参入したことで注目を集めていた。

 BD社の業績は低価格での販売を強みに平成19年12月期には年商約61億円をあげるまでに拡大したが、以後は製品の故障による返品が相次ぐなど、アフターサービス負担が収益悪化を招き赤字に陥ったことから対外信用は低下。このため、20年5月には持株会社制に移行するなどで経営立て直しを進めるほか、21年10月には台湾の液晶テレビメーカーにBD社株式を無償譲渡し支援を求めていたが、対外与信の低下により外部からの資金調達は困難になり、今年に入ってからは実質的に事業を停止していた。

 

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