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公開日:2011.01.06

負債総額が原則30億円以上の倒産企業および信用変動企業を掲載。

(株)蓼科グランドホテル/(株)蓼科・滝の湯 [長野] ホテル業

会社更生開始決定 / 2社の負債総額 約15億3000万円

 平成22年11月26日付けで(株)八十二銀行(長野市)と(株)日本政策投資銀行(東京都千代田区)から会社更生法を申請されていた(株)蓼科グランドホテル(茅野市北山4028-ロ、登記上:名古屋市中村区名駅南1-17-10、設立昭和35年5月、資本金4480万円、柳澤洋介社長)と(株)蓼科・滝の湯(茅野市北山4028-ロ、設立平成22年9月)は12月31日、東京地裁から更生手続開始決定を受けた。更生計画案は5月31日までに提出予定。

負債の詳細は判明しないものの、両社合わせ約15億3000万円と見られている。

保全管理人は綾克己弁護士(ときわ法律事務所、東京都千代田区内幸町1-2-2日比谷ダイビル12階、03-3596-0260)。 

 

 平成22年8月末まで蓼科グランドホテルが経営してきた「蓼科グランドホテル滝の湯」は大正15年に創業した蓼科地区では知名度、収容規模共にトップクラスを誇る老舗ホテル。バブル期には東京都新宿区に日本料理店を出店するなど積極的に業容を拡大し、売上高は2年3月期に約37億円に達した。しかし、その後は景気の悪化やレジャーの多様化等から観光客数が減少し売上はダウンの一途を辿り、22年3月期の売上高は9億円を割り込んだ。また、多額にのぼる借入金負担等によって収益も悪化し、同期まで6期連続の経常赤字を計上していた。

 こうしたなか22年9月1日、最大の債権者である金融機関へ事前相談や説明をしないまま会社分割を行い(株)蓼科・滝の湯を設立、同日付で担保設定が為された不動産を除く資産を同社に移し、事実上ホテル運営を移管した。これに対して八十二銀行と日本政策投資銀行は、「今回の会社分割は銀行借入金の返済を免れようとする濫用的なものと判断」、また「このままでは事業継続が困難となる」との見解から、両行が会社更生法を申請していた。

保全管理人によると、今後は1月中旬からスポンサー企業の募集を本格化させ3月末までに選定する方針で、スポンサー選定に当たっては「蓼科グランドホテル滝の湯」のブランドイメージと雇用を維持し、地域経済に貢献できる企業が条件としている。

 

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