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公開日:2010.11.15

負債総額が原則30億円以上の倒産企業および信用変動企業を掲載。

西村医療器(株) [静岡] 医療器械・医療用具販売

民事再生法申請 / 負債総額 約23億円

~贈賄容疑で、当時の当社社長・望月康士氏が逮捕~

西村医療器(株)(静岡市清水区長崎322、設立昭和61年1月、資本金1000万円、西村英利社長)は11月14日、静岡地裁に民事再生法の適用を申請し11月15日、保全命令を受けた。申請代理人は御宿哲也弁護士(葵タワー法律事務所、静岡市葵区紺屋町17-1葵タワー2階、電話054-260-7171)。

申請時点の負債総額は約23億円(平成22年5月期決算末時点で23億5648万円)ながら、今後、膨らむ可能性があるとされる。

 

昭和60年12月創業の医療器械・用具の販売業者。静岡県内一円に事業拠点を持ち、県内の総合病院および開業医院を主体に特別養護老人ホーム、動物病院、針灸院、整骨・接骨院にも販売基盤を構築していた。平成12年4月にスタートした介護保険制度と同時に介護用品のレンタル事業を開始。この事業が成功し業容拡大に繋がった。この分野の扱い品を介護用ベッドと車椅子に特化し、自社でクリーニング設備を所有していたことなどが強みとなっていた。

近年、医療器械・医療用品の売上がやや落ち込む中、収益源の介護用品レンタル事業が堅調な推移にあったことから、連続した利益計上が可能となっていた。

しかし22年10月30日、共立蒲原総合病院への物品納入を巡り、同病院の元事務長への贈賄容疑で、当時の当社社長・望月康士氏が逮捕された。これに伴い11月1日には静岡市、富士市から3ヶ月間、富士宮市か2ヶ月間の指名停止処分を受けていた。対外的な信用回復を図るべく11月4日には会長職にあった西村英利氏が社長に復帰していたが、元社長が逮捕、拘留される中、一部取引筋からは従来通りの対応を得ることが難しくなり、今後の資金繰りの目処が立たなくなっていたことから、自力での再建を断念し、今回の措置となった。

 

西村医療器の業績推移(単位:千円)

決算期     売 上 高   当期純利益

平成20年5月期  3,307,903      7,842

平成21年5月期  3,280,321      12,243

平成22年5月期  3,096,826      11,774

 

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