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公開日:2010.08.23

負債総額が原則30億円以上の倒産企業および信用変動企業を掲載。

(株)岡山国際ホテル [岡山] ホテル経営

民事再生法申請 / 負債総額 約14億3900万円

~「ホテルオークラ岡山」運営~

(株)岡山国際ホテル(岡山市北区門田本町4-1-16、設立昭和46年3月、資本金13億8700万円、守屋勝利社長、従業員115名)は8月23日、岡山地裁に民事再生法の適用を申請し、同日保全処分命令及び監督命令を受けた。申請代理人は加瀬野忠吉弁護士ほか(おもてまち法律事務所、岡山市北区中山下1-9-1、電話086-236-1550)。監督委員には岡本健二弁護士(岡本国際法律事務所、岡山市北区中山下1-5-32、電話086-225-8511)が選任された。

平成22年7月31日時点の負債総額は約14億3900万円(うち金融債務が約10億3700万円)で債権者数は約320名。

 

 当初は三菱地所グループの1社として設立、48年4月現在地で社名と同名のホテル「岡山国際ホテル」を開業した。宿泊177室と宴会場、レストラン等を完備、役員や株主には地元有力企業や各界の著名人も名を連ねるなど、県内の本格的なホテルとしては草分け的な存在として高く認知され、売上高は平成5年3月期に過去最高となる28億9583万円を計上、6年3月期、7年3月期も28億円台を維持した。

 しかし、阪神大震災の影響による旅行客の減少に加え、岡山駅前への有力ホテルオープン等から競合が激化、8年3月期以降は減収推移を辿るとともに赤字が続くようになった。15年9月三菱地所グループから離れ(株)ホテルオークラとアドバイザリー契約を結び、同社の指導を得るとともに債務免除や第三者割当増資等、株主や金融機関からの支援も仰いで債務超過を解消した。17年3月期は減収に歯止めをかけ単年度では黒字に転換したものの、ビジネスホテルの進出が相次ぐなど競争はいっそう激しくなり、18年3月期は減収、赤字に転落した。

 こうしたことからホテルオークラと10年間の運営委託契約を結び、19年10月ホテル名も「ホテルオークラ岡山」に改称、オークラブランドを全面に打ち出すなどのテコ入れを図り20年3月期は増収となったが、その後はデフレの影響もあって減収、一方で販管費を思うように削減できず赤字が続き、22年3月期には再度債務超過に陥った。

 宿泊稼働率は多少上向き傾向だったものの、約40%に止まるなど最近も苦しい経営状況が続いていたなか法的手続による再生の道を選択した。契約期間の残っているホテルオークラとの委託契約や従業員の雇用を継続しながら営業を続け、再建に向けスポンサーまたは営業譲渡先を広く募っていくとしている。

 

【近年の業績 単位:千円】

   決算期      売 上 高        利 益

 平成19年3月  1,628,214   △163,989

 平成20年3月  1,722,466   △389,499

 平成21年3月  1,515,462   △195,769

 平成22年3月  1,385,371   △305,215

 

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