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公開日:2010.04.28

負債総額が原則30億円以上の倒産企業および信用変動企業を掲載。

(株)ティエムシー [東京] リフォーム

破産開始決定 / 負債総額 約10億5400万円

~旧・ペイントハウス、元ジャスダック上場~

 平成21年11月12日に事業を停止した㈱ティエムシー(多摩市唐木田1-1-21、設立平成1年2月、資本金8000万円、田子和則社長、従業員13名)は3月26日、東京地裁立川支部に破産を申請し4月16日、開始決定を受けた。破産管財人は北澤龍也弁護士(新宿区四谷3-1-5ロリエ四谷ビル5階、北澤龍也法律事務所、電話03-5367-3661)。

負債総額は約10億5400万円。

 昭和63年9月に創業した住宅リフォーム業者。リフォーム工事を主体に塗装工事も手掛け、設立以来目覚ましい業績伸長を続け、業界内における躍進企業として多くの注目を集め、出店増(ピーク時店舗数60店舗内外)やJリーグチームへの出資、全国ネットのテレビCMを展開することで企業イメージの高揚に努め、平成14年8月期の売上高は376億9700万円を計上していた。また、14年に経営不振に陥り民事再生手続開始を申請していた殖産住宅相互(株)から新築住宅事業を譲り受け、新会社を設立するなど住宅事業全体への事業拡大を図っていた。さらに15年には、訪問販売に対する社会的な厳しい評価を受け訪問販売からの早期脱却が得策であると判断、旧本社所在地である多摩市落合1-47に大型店舗「ペンタくん多摩センタ-店」を開設し、同店を中心とした有店舗販売システムを推進していた。

 しかし、有店舗販売システムの不調から内装リフォーム部門の売上が激減し、業績悪化の引き金となり、16年8月期の売上高は約170億円まで落ち込み40億円の赤字を計上、19億1400万円の債務超過に転落。また、大型投資に伴う過剰な借入金を抱え、財務の脆弱化を背景に「継続企業の前提に関する注記(ゴーイングコンサーン)」が付記され、16年には創業者の星野初太郎氏が代表取締役社長を退任。17年には当時の主力銀行と債務の弁済をめぐるトラブルが表面化し、その後、投資ファンドが筆頭株主となり再建を模索した。

一方、取引銀行に対しては特定調停法による債務免除を要請していたが、18年に特定調停法は不成立となった。さらに、18年には2期連続の債務超過の上場廃止基準に該当することが確定したために上場廃止を余儀なくされ、20年8月期の売上高は2億9700万円まで減少、21年には現所在地への本社移転と同時に、減資や現商号への変更を行っていた。

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