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公開日:2010.03.26

負債総額が原則30億円以上の倒産企業および信用変動企業を掲載。

(株)中島美雄商店/(株)中島 [滋賀] 米穀卸売

民事再生法申請 / (株)中島美雄商店のみ負債総額 66億9875万円

 (株)中島美雄商店(実質本社、草津市芦浦町719、登記上本社、大阪市西区阿波座1-15-23、設立昭和33年9月、資本金1000万円、中島隆太郎社長、従業員23名)と同社子会社の(株)中島(実質本社、草津市矢橋町1631-1、登記上本社、大阪市西区阿波座1-15-23、設立平成20年1月、従業員10名)は、3月26日、大阪地裁民事第6部に民事再生を申請、同日保全命令を受けた。申請代理人は中本和洋弁護士他18名(中本総合法律事務所、大阪市北区西天満5-9-3アールビル本館5F、電話06-6364-6241)。

 申請時の負債額は、(株)中島美雄商店のみで66億9875万円、内訳は金融債務59億3826万円、リース債務244万円、一般債権他で7億5804万円。

 

 (株)中島美雄商店は大正2年に肥料、農薬販売業として創業。昭和33年9月に現社長の実父が法人化したもので、法人化後は全国各地の農家、小売業者に営業地盤を構築していった。平成1年9月に現社長が就任して以降、折からのバブル景気もあって売上を伸ばすと共にそれまでの肥料、農薬の取扱から農業分野全体に徐々に事業を拡大、平成10年には米穀卸業登録、米小売業登録の認可を受け米集荷販売まで事業を拡大、ライス事業部を設けるなどして平成14年8月期には売上を20億円台に乗せるまでになった。その後も種子事業に本格参入するなどして平成19年8月期には100億円台の売上を一気に突破、117億6700万円の売上計上と急拡大していた。平成20年1月になり創業当初からの肥料部門を別途設立した(株)中島に移管、(株)中島美雄商店としては米穀販売、種子事業に特化した事業展開となったが、平成20年8月期には138億6558万円と過去最高の売上を連続更新していた。

 しかし景気悪化による消費の冷え込みから売上過去最高の連続更新が途切れ、平成21年8月期は138億1379万円の売上計上に止まっていた。従来より収益力、自己資本力が脆弱であった上に売上の急速な拡大による買付資金としての借入金の増加が収益を圧迫していた。その様な中、今年1月4日には福井県内の農産物販売会社に対して焦付が発生するなど不良債権が増加、資金繰りも次第に悪化していた。これを受け、取引金融機関を交えた話し合いが持たれ、中小企業再生支援協議会の下で再生する方向性となったが、3月末決済の目途が立たず、民事再生手続に基づく再生を図ることを決断、(株)中島美雄商店の子会社で、同社から資金を借入れるなどしていた(株)中島も同様の措置を取った。

 (株)中島の負債額については現在調査中であるが、(株)中島美雄商店からの借入金を合わせ平成20年12月決算期末で5億1644万円。

 

 

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