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公開日:2007.05.16

負債総額が原則30億円以上の倒産企業および信用変動企業を掲載。

(株)ナガサキゼリー [長崎] フルーツゼリー製造

特別清算開始申立 / 負債総額 約82億2000万円

〜旧・(株)たらみ〜

(株)ナガサキゼリー(旧・(株)たらみ、長崎市中里町2178、設立昭和46年7月、資本金3億5000万円、石原康人代表清算人)は5月15日、長崎地裁に特別清算手続開始を申し立てた。申立代理人は石原康人弁護士(東京都港区虎ノ門1−6−12、電話03−3519−8321)。負債は約82億2000万円。


 

ナガサキゼリーは昭和44年1月長崎県西彼杵郡多良見町で「多良見青果」を創業、46年7月多良見青果(株)として法人化するとともに現在地に移転、63年1月(株)たらみに商号変更、平成19年4月26日現商号に変更したフルーツゼリーの製造業者。


当初は青果物の仕入販売を中心にしていたが、昭和63年に「フルーツゼリー」の製造に進出、平成5年頃より爆発的な人気を呼んだ「ナタ・デ・ココ」の製造を開始した。以後、テレビなどマスメディアを利用した広告が奏功し、商社や食品問屋、食品メーカーなどへの販売が増加、長井工場の稼動で増産体制を図り業績は飛躍的に伸長、平成14年3月期には年商246億6000万円と過去最高の売上を記録した。だが、一方で多額の設備投資と広告宣伝費、在庫負担軽減のための安値販売から収益力が低下、同期は15億5800万円の赤字に転落、13億4800万円の債務超過に陥った。


その後も同業との競合、個人消費低迷の影響、消費者嗜好の変化などから業績が低迷。対応策として、15年10月当時のメイン銀行から社長を招聘して経営再建に取り組んできたが、業績は再建計画を大きく下回り、16年3月期には債務超過が36億8900万円に膨らんでいた。


そのため、17年3月金融機関により債権放棄、ながさき企業再生ファンドへの債権譲渡、デッド・エクイティ・スワップによる優先株発行などの支援を受けて債務超過を解消。また18年6月からは、ながさき企業再生ファンドのバックアップのもと、小倉葉一氏を新社長に招聘し、新体制であらためて経営再建をスタートした。だが、19年3月期は年商約83億円にまで落ち込み収益も改善されない状態が続いていた。


そうした中、事業譲渡を核とした再生を進めることになり、今年3月に入り事業の受皿会社として(株)ゼリー(後、(株)たらみに商号変更、同所、資本金3億100万円、設立平成19年3月、宇津木滋・小倉葉一両代表取締役)を設立。4月26日には新会社への事業譲渡を完了、同社は清算することになった。なお、新会社の(株)たらみは、従来通り営業を継続している。

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