企業情報、信用調査など与信管理をサポートする東京商工リサーチ

折田汽船(株)ほか2社、信用調査、与信管理、倒産情報は東京商工リサーチ。

メルマガ会員・セミナー会員募集
 

公開日:2007.08.22

負債総額が原則30億円以上の倒産企業および信用変動企業を掲載。

折田汽船(株)ほか2社 [鹿児島] 海運ほか

民事再生開始申立 / 3社の負債総額 約57億7400万円

 鹿児島と屋久島を結ぶフェリー運航業などを営む折田汽船(株)(鹿児島市錦江町7−37、設立昭和23年8月、資本金4500万円、折田辰弘社長、従業員120名)とグループ会社の折田観光(株)(同所、設立昭和42年7月、資本金1000万円、同社長、従業員103名)と折田産業(株)(同所、設立昭和22年3月、資本金1200万円、同社長、従業員4名)は8月21日、鹿児島地裁に民事再生手続開始を申し立てた。3社の申立代理人は綾克己弁護士(千代田区丸の内2−2−1、電話03−5224−5566)。負債は折田汽船が28億6200万円(債権者約90社)、折田観光が27億5000万円(債権者約110社)、折田産業が約1億6200万円(債権者約23社)で、3社合計約57億7400万円。

  

折田汽船(株)は昭和18年に創業、23年8月折田汽船(株)に法人化した老舗の海運会社。鹿児島(鹿児島港)〜屋久島(宮之浦港)にフェリーを就航するほか、鹿児島市内で「折田タクシー」として約90台のタクシーを保有するタクシー業も行なっていた。

 平成5年4月には投資総額約38億円を投じて新船の大型豪華フェリー「フェリー屋久島2」(3300トン)を就航、平成9年6月期には年商12億5349万円をあげていた。

 しかし、その後、他社の高速船就航による旅客数の減少で売上は伸び悩み、金利や償却負担を吸収出来ず断続的に赤字を計上。こうしたなか、新たな高速船が鹿児島〜屋久島間に就航し競合が更に激化、旅客数減少に拍車がかかり、18年6月期には年商が11億3400万円にとどまっていた。加えて、近年の急激な原油価格の高騰から輸送コストがかさみ、営業損益段階でも赤字を計上するなど採算確保が困難となっていた。

 折田観光(株)は霧島市牧園町で「霧島観光ホテル」と「プチホテルヴァンベール」を経営していたが、近年の霧島地区への宿泊客数の減少もあって売上は落ち込んでいた。

 折田産業(株)(94−003650−9)は鹿児島市南林寺と霧島市牧園町の2ヶ所でガソリンスタンドを経営していたが、石油価格高騰で採算が悪化。平成19年2月に南林寺町給油所を売却し、8月に入り霧島市牧園町のガソリンスタンドも休止状態にあった。

記事の取扱いについて


TSR商品販売サイト

  • TSR ONLINE SHOP:出版物・マーケティングレポート等のオンラインショッピングサイト

TSR関連おすすめサービス

  • エラベル:TSRがオススメする就職・営業に役立つ地域の優良企業紹介サイト
  • TSR express:TSR情報誌をご購読のお客様に無料でお届けする倒産情報配信・検索サービス
  • 東日本大震災関連記事

TSRのソーシャルネットサービス(SNS)

  • 東京商工リサーチtwitter公式アカウント
  • 東京商工リサーチ公式facebookページ