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公開日:2008.06.24

負債総額が原則30億円以上の倒産企業および信用変動企業を掲載。

(株)スルガコーポレーション [神奈川] 不動産業

民事再生開始申立 / 負債総額 約620億円

〜東証2部上場〜

 (株)スルガコーポレーション(横浜市神奈川区台町15−1、設立昭和47年3月、資本金139億7680万円、中良久社長、従業員152名)は6月24日、東京地裁に民事再生手続開始を申し立て同日、保全命令を受けた。

 申立代理人は鈴木学弁護士(港区赤坂1−12−32、西村あさひ法律事務所、電話03−5562−8500)ほか。

 監督委員は須藤英章弁護士(千代田区麹町3−3、東京富士法律事務所、電話03−3265−0691)が選任された。

 負債は約620億円。

 上場企業の倒産は今年に入ってトスコ(株)に続き6社目であり、負債620億円は今年に入って4番目の負債額となる。

 

 スルガコーポレーションは昭和47年3月に駿河建設として設立された。当初は建設業を中心に展開していたが、昭和50年代半ばからは不動産の専有卸事業、平成8年頃より不動産ソリューション事業に参入し業績を拡大した。平成7年8月には東証2部に上場、同12年8月に現商号に変更、東京、神奈川を主な営業エリアとしていた。横浜国際総合競技場や横浜港国際客船ターミナルの工事にも参加していたほか、自社分譲マンション事業「フォーシーズンズ」「ルピナス」「プリムローズ」シリーズなどを展開、近年はマンションデベロッパーとして大きく売上を伸ばし、平成19年3月期には年商808億1000万円(連結ベース)をあげていた。

 しかし、今年3月4日に不動産ソリューション事業の一環として用地取得に際し立退き交渉を委託していた共同都心住宅販売(株)(千代田区、19年12月解散)及び光誉実業(株)(大阪市)の関係者12名が弁護士法違反の容疑で逮捕される事態が発生。同関係者らが反社会勢力又はその疑いがあると広く報道され、同社と反社会的勢力との関係も取り沙汰された。このため、銀行からの新規の資金調達および立ち退き交渉が行われた不動産の売却も困難となり、資金繰りが急激に悪化した。

 5月29日に発表した平成20年3月期は年商1258億7700万円に対し、78億6200万円の当期純利益を計上していたものの、上記の理由により継続企業の前提に関する注記が付記。また、会計監査人である新日本監査法人から同期の計算書類及びその附属明細書並びに連結計算書類について監査意見を表明しない旨の監査報告を受領していた。

 こうしたなか不動産売却、借入、増資等の資金調達を模索していたが、今月末までに必要な資金調達のメドもたたず、今後の債務支払いを正常に行うことができないとして今回の措置となった。

 

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