企業情報、信用調査など与信管理をサポートする東京商工リサーチ

(株)エスグラントコーポレーション、信用調査、与信管理、倒産情報は東京商工リサーチ。

メルマガ会員・セミナー会員募集
 

公開日:2009.03.12

負債総額が原則30億円以上の倒産企業および信用変動企業を掲載。

(株)エスグラントコーポレーション [東京] 不動産流動化事業

民事再生開始申立 / 負債総額 約191億3700万円

〜名証セントレックス上場〜

 名証セントレックス上場の(株)エスグラントコーポレーション(品川区東五反田5−28−10、登記上:目黒区下目黒1−8−1、設立平成13年12月、資本金19億1115万円、杉本宏之社長、従業員86名)は3月12日、東京地裁に民事再生手続開始を申し立てた。

 申立代理人は神部健一弁護士(中央区日本橋3−3−11、第一中央法律事務所、電話03−3281−7716)ほか。

 監督委員には永島正春弁護士(千代田区丸の内3−3−1、永島・鍵尾法律事務所、電話03−3211−1791)が選任された。

 債権者向けの説明会を3月16日午後6時30分より「品川健康センター7階」(品川区北品川)で開催予定。

 負債は約191億3700万円(20年9月30日現在)。

  今年に入って上場企業の倒産はパシフィックホールディングス(株)に続き13社目。

 

 エスグラントコーポレーションは平成13年12月に不動産売買、仲介などを目的に設立。都心を中心としたオリジナルの新築デザイナーズマンション「ラグジュアリーアパートメント」の分譲をはじめ、商業ビル、中古マンションを一棟単位で仕入れて再生後の「Reno*」ブランドとして不動産ファンドなどへ売却する不動産流動化事業、不動産アセットマネジメントなどを手掛けていた。

 平成17年12月に名証セントレックス市場に上場、近年は不動産流動化事業が全体の50%超を占めるまでに成長、これに伴い業績も急拡大し、ピークとなった平成19年6月期には年商377億1200万円に対し23億8700万円の経常利益をあげていた(連結ベース)。またこの間、ショッピングモール運営会社をはじめ積極的なM&Aを行っていた。

 しかし19年後半以降、サブプライムローン問題に端を発する世界的な金融情勢の悪化などから国内不動産市況が急激に悪化、金融機関の融資姿勢も厳格化となり事業環境は悪化した。こうした中、20年3月には(株)ユニマットホールディングはじめグループ5社を引受先とした第三者割当増資を発表、同グループ傘下での再建の取り組むこととなったが20年6月期は連結ベースで売上高320億円に対し、棚卸資産評価損などから48億9900万円の純損失を計上していた。

 このため、経営合理化策として賃貸仲介や家賃保証などの子会社を順次売却、人員削減や本社事務所の移転を進め、経営資源をマンション分譲事業に集中させていた。しかし、不動産市況は好転の見込みなく大幅損失計上や資金繰り悪化が続き、今後の借入返済資金や建築代金の決済資金等の目処がたたず今回の申立となった。

 

記事の取扱いについて


TSR商品販売サイト

  • TSR ONLINE SHOP:出版物・マーケティングレポート等のオンラインショッピングサイト

TSR関連おすすめサービス

  • エラベル:TSRがオススメする就職・営業に役立つ地域の優良企業紹介サイト
  • TSR express:TSR情報誌をご購読のお客様に無料でお届けする倒産情報配信・検索サービス
  • 東日本大震災関連記事

TSRのソーシャルネットサービス(SNS)

  • 東京商工リサーチtwitter公式アカウント
  • 東京商工リサーチ公式facebookページ