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公開日:2010.01.25

負債総額が原則30億円以上の倒産企業および信用変動企業を掲載。

小川開発(株) [石川] パチンコホール、不動産賃貸業

事業停止 / 負債総額 約50億円

 小川開発(株)(金沢市円光寺2-345、設立昭和55年10月、資本金5000万円、小川貞枝社長、従業員20名)は、1月25日付で事業を停止した。事後を中村正紀弁護士(金沢市橋場町6-17、弁護士法人あさひ法律事務所、電話076-232-0004)に一任しており、破産手続きを視野に入れて債務整理を進める予定。

 負債総額は約50億円

 

昭和55年10月、現在地に於いて小川開発(株)を設立。平成13年2月、現代表者が就任した。小川グループの中核企業として金沢市内とその近郊でパチンコ店を経営し、金沢市中心部でテナントビルも経営してきた。とりわけ平成4年に総額25億円を投じたパチンコ店シーパレスは、開業当時は県下最大級の店舗面積として話題となった。また同店の出店効果で順調に客足を伸ばし平成6年4月期には192億1700万円の売上をあげていた。しかし、その後は地場の同業他社、業界大手の相次ぐ参入が影響し、売上は減少傾向を辿った。

 実際、平成19年4月期では前期に当地では最大級の競合店舗が開業した影響が大きく、売上高は前期比3割近い減少となった。経常利益は微減とするが、期中に直営店セブンの閉店に伴う除却損等の特別損失があり再び赤字に転落した。

 平成20年4月期は更なる競争激化やパチスロの規則改正などの影響、粗利の引き上げなどに伴い売上高は10億円超の減少となった。加えてセブン跡地の売却損2億円の計上により大幅な最終赤字となった。平成21年4月期は依然として集客環境が厳しいなか、平成20年12月よりシーパレスに1円パチンコを120台導入したことなどもあり売上高は約2割減少し赤字が続いた。

 打開策として平成21年8月よりO&Kパワーズに2円パチンコ60台を導入するなど更なる集客の梃入れを図ったが、収益の改善には至らず資金繰りも悪化傾向が続いていた。そうした中で平成21年12月には地元金融機関から債権譲渡を受けた債権回収会社の申し立てにより金沢地裁から所有不動産の競売開始決定を受け動向が注目されていたが、遂に支えきれず今回の事態となった。負債は金融債務約40億円をはじめ役員借入金、関連会社借入金などを含め全体では約50億円になる見込み。

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