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全国平均負債額は、6年連続減少の4億1,500万円

2006年企業倒産平均負債額調査<br>全国平均負債額は、6年連続減少の4億1,500万円、信用調査、与信管理、倒産情報は東京商工リサーチ。

公開日:2007.01.23

2006年企業倒産平均負債額調査
全国平均負債額は、6年連続減少の4億1,500万円

 2006年の企業倒産は小規模倒産の増加が目立ち、全国平均負債額は6年連続で前年を下回った。都道府県別では、ホテルやゴルフ場経営会社などの大型倒産が発生した栃木がトップになった。

 

☆           ☆            ☆

 本調査は、2006年の企業倒産平均負債額(年間負債総額÷年間倒産件数)を算出し、都道府県別など最近10年間(1997年〜2006年)の倒産データと比較した。

◎2006年全国平均負債額、前年比19.4%減の4億1,500万円

 2006年は、企業倒産件数が5年ぶりに前年を上回ったのに対して、負債総額は12年ぶりに6兆円を割り込んだ。これに伴い2006年の企業倒産全国平均負債額は、前年比1億円減、19.4%減の4億1,500万円にとどまった。

 

◎全国平均負債額、12年ぶりに5億円を下回る

 最近10年間の全国平均負債額は、1997年が8億5,300万円、1998年7億2,400万円、1999年8億8,700万円、2000年12億7,200万円、2001年8億6,200万円、2002年7億2,200万円、2003年7億1,200万円、2004年5億7,100万円、2005年5億1,500万円と推移し、2000年をピークとして6年連続で減少した。また2006年の全国平均負債額は最近10年間で最少金額となり、1994年(4億円)以来12年ぶりに5億円を下回った。

 

◎都道府県別状況、平均負債額トップは栃木

 2006年の都道府県別において、平均負債額が最大となったのは、栃木の8億9,900万円。次に茨城8億1,800万円、宮崎7億1,700万円、東京6億9,600万円、群馬6億400万円、北海道6億円の順。このうちトップの栃木は、温泉ホテル経営の(株)観山(負債250億円)、会員制リゾートホテル経営他の葵地所(株)(同215億円)のほか、粟野森林開発(株)(同131億円)などゴルフ場経営会社の大型倒産が相次ぎ、年間負債総額が前年比40.5%増加したことによる。

◎負債10億円以上の大型倒産、件数が1991年以降で最少

 平均負債額は大型倒産の発生により一気に膨らむが、負債10億円以上の大型倒産(以下、大型倒産とする)の件数推移をみると、1997年が1,066件、1998年1,367件、1999年1,137件、2000年1,137件、2001年1,410件、2002年1,373件、2003年1,083件、2004年825件、2005年769件、2006年が713件となった。2006年は5年連続で前年を下回るとともに、いわゆるバブル景気崩壊後の1991年以降では最少件数になった

 また年間倒産に占める構成比は、前年比0.6ポイント低下の5.3%だった。これまで大型倒産の年間倒産に占める構成比は、1997年が6.4%、1998年7.1%、1999年7.4%、2000年6.0%、2001年7.3%、2002年7.1%、2003年6.6%、2004年6.0%、2005年5.9%と推移し、2006年は最近10年間で最も低い水準にとどまった

 

◎東京・大阪・愛知の大型倒産件数構成比は、最近10年間で最低

 東京・大阪・愛知の三大都市圏の大型倒産件数構成比をみると、東京は1999年の15.1%をピークにして10%前後で推移してきたが、2002年以降は低下を続け、2006年は最近10年間で最も低い6.0%まで低下した。また大阪と愛知も、最近10年間で最も低い3%台(大阪3.5%、愛知3.6%)に低下するなど、大都市圏における大型倒産の減少傾向を反映した

 

◎負債5千万円未満の倒産件数構成比、1991年以降で最高の45.2%

 これに対して、負債5千万円未満の小規模倒産の年間倒産件数に占める構成比をみると、1997年が31.2%(5,144件)、1998年30.9%(5,874件)、1999年31.8%(4,888件)、2000年31.5%(5,924件)、2001年28.3%(5,428件)、2002年31.1%(5,947件)、2003年35.3%(5,753件)、2004年39.3%(5,386件)、2005年42.7%(5,553件)、2006年45.2%(5,997件)となった。2006年は負債5千万円未満の倒産件数構成比が、いわゆるバブル景気崩壊後の1991年以降で最も高い比率を占め、倒産の小規模化を裏付けた

 

全国平均負債額推移
(単位:百万円)
==========
1997年    853
1998年    724
1999年    887
2000年   1,272
2001年    862
2002年    722
2003年    712
2004年    571
2005年    515
2006年    415
==========
負債10億円以上の倒産件数
=============
1997年    1,066件
1998年    1,367件
1999年    1,137件
2000年    1,137件
2001年    1,410件
2002年    1,373件
2003年    1,083件
2004年     825件
2005年     769件
2006年     713件
=============
負債5千万円未満の
倒産件数構成比
==========
1997年   31.2%
1998年   30.9%
1999年   31.8%
2000年   31.5%
2001年   28.3%
2002年   31.1%
2003年   35.3%
2004年   39.3%
2005年   42.7%
2006年   45.2%
==========

 


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