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東京商工リサーチ > 最新情報 > 全国企業倒産状況 2007年(平成19年)[1-12月] 全国企業倒産状況

全国企業倒産状況

公開日:2008.01.17
経済研究室

2007年(平成19年)[1-12月] 全国企業倒産状況

倒産件数 14,091件
負債総額 5,727,948百万円
前年比(件数) +6.3% (13,245件)
前年比(負債) +4.1% (5,500,583百万円)
前々年比(件数) +8.4%(12,998件)
前々年比(負債) −14.5%(6,703,458百万円)
(負債総額1,000万円以上の倒産を集計、%は小数点2位以下切捨)
倒産件数は前年比6.3%増の1万4,091件、2年連続前年比増加

 2007年(平成19年)の全国企業倒産(負債総額1,000万円以上)は1万4,091件、負債総額は5兆7,279億4,800万円となった。 ※ 当社の倒産集計は、法的倒産のほかに銀行取引停止処分等の私的倒産を含む。

 

 倒産件数は、前年比846件増、6.3%増で、2年連続前年比増加となり、4年ぶりに1万4,000件を上回った。過去データと比較すると戦後22番目の水準ながら、2005年(1万2,998件)を底にして増加傾向が明らかになった。

 

 負債総額は、これまで2000年の23兆8,850億円をピークにして減少を続けてきたが、前年比2,273億6,500万円増、4.1%増となり7年ぶりに前年を上回った。 これは負債10億円以上の大型倒産が、同7.4%増の766件(前年713件)発生したことが影響した。 ただし全体としては、負債1億円未満の倒産件数が同3.3%増となり、年間倒産に占める構成比が63.6%を示すなど小規模企業倒産が目立った

産業別

倒産件数、10産業のうち9産業で前年比増加

 増加率は、情報通信業14.0%増(328→374件)、卸売業9.2%増(1,880→2,054件)、製造業8.9%増(1,856→2,022件)、サービス業他8.5%増(2,499→2,713件)、農・林・漁・鉱業5.8%増(85→90件)、運輸業5.6%増(423→447件)、建設業4.2%増(3,855→4,018件)、小売業3.0%増(1,784→1,839件)、金融・保険業1.4%増(70→71件) の順。これに対して減少は、不動産業0.4%減(465→463件)だけだった。

 

産業別分類
件数(件)
負債額(百万円)
農・林・漁・鉱業
90
53,312
建設業
4,018
812,376
製造業
2,022
623,934
卸売業
2,054
502,557
小売業
1,839
270,066
金融・保険業
71
224,289
不動産業
463
1,329,275
運輸業
447
113,737
情報通信業
374
190,105
サービス業他
2,713
1,608,297
合計
14,091
5,727,948

※業種分類のコード改訂(日本標準産業分類に基づく)に伴い、弊社データベースは2004年1月度より新業種分類に移行。このため、産業別分類は従来の9産業から10産業に変更している。各数値は新業種コードに基づく。

地区別

 倒産件数、9地区のうち7地区で前年比増加。増加率は、北海道13.3%増(530→601件)、九州10.6%増(1,178→1,303件)、関東10.2%増(4,386→4,837件)、中部8.1%増(1,383→1,496件)、北陸4.6%増(326→341件)、近畿3.5%増(3,621→3,750件)、四国3.2%増(368→380件)の順。これに対して減少は、中国8.7%減(660→602件)、東北1.5%減(793→781件)の2地区だった。

 また都道府県別倒産件数では、前年同月を上回ったのが30都道県、減少が16府県、同数が1県となった。

 

北海道:件数が4年ぶりに600件を上回る、負債は3年ぶりに前年比減少

 

東北:全体の件数が2年連続前年比減少、県別件数では岩手、秋田で前年比増加

 

関東:全体の件数は2年連続前年比増加、県別件数では千葉、山梨を除き前年比増加

 

中部北陸:中部の件数は2年ぶりに前年比増加、北陸の件数は、2年連続前年比増加。県別件数では長野、岐阜、愛知、三重、福井で前年比増加

 

近畿:全体の件数は3年連続前年比増加で4年ぶりに3,700件を上回る、県別件数では京都と大阪を除き前年比増加

 

中国:全体の件数・負債総額ともに前年比減少、県別件数では島根、岡山で前年比増加

 

四国:全体の件数は2年連続前年比増加、県別件数では香川、愛媛で前年比増加、負債総額は6年ぶりに2,000億円を上回る

 

九州:全体の件数は2年連続前年比増加、県別件数では沖縄を除き前年比増加

 

都道府県
件数(件)
負債額
(百万円)
都道府県
件数(件)
負債額
(百万円)
北海道
601
220,910
近畿
3,750
839,062
東北
781
275,613
滋賀
166
20,376
青森
102
30,332
京都
490
115,444
岩手
105
26,349
大阪
2,059
430,197
宮城
182
51,473
兵庫
711
169,987
秋田
113
30,208
奈良
189
67,594
山形
136
20,574
和歌山
135
35,464
福島
143
116,677
中国
602
258,618
関東
4,837
2,856,953
鳥取
52
21,034
茨城
194
86,897
島根
71
25,000
栃木
149
59,639
岡山
180
103,166
群馬
186
149,885
広島
211
88,964
埼玉
520
127,010
山口
88
20,454
千葉
329
153,140
四国
380
214,129
東京
2,523
1,969,590
徳島
69
27,357
神奈川
672
171,213
香川
92
22,836
新潟
162
98,304
愛媛
132
138,384
山梨
102
41,275
高知
87
25,552
中部
1,496
525,804
九州
1,303
423,645
長野
189
87,440
福岡
504
131,883
岐阜
213
68,926
佐賀
70
27,972
静岡
279
169,465
長崎
148
45,063
愛知
671
172,133
熊本
139
26,970
三重
144
27,840
大分
118
93,813
北陸
341
113,214
宮崎
104
34,365
富山
88
20,062
鹿児島
142
52,969
石川
118
62,268
沖縄
78
10,610
福井
135
30,884
合計
14,091
5,727,948

※地区の範囲は以下に定義している。

関東(茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、新潟、山梨)

中部(長野、岐阜、静岡、愛知、三重)

北陸(富山、石川、福井)

近畿(滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山)

◎形態別:破産件数が過去最多の8,020件

 

◎産業別:建設業倒産が3年ぶりに4,000件を上回り、建築基準法改正関連倒産が累計24件発生、製造業倒産は6年ぶりに前年比増加

 

◎企業倒産に伴う従業員被害者数は12万2,430人、6年ぶりに前年を上回る

 

◎第三セクター倒産が前年比7件増の17件、4年ぶりに15件を上回る

 

◎上場企業倒産が前年比4件増の6件、5年ぶりに前年を上回る

 

◎原因別:販売不振の構成比が64.8%、5年連続年間倒産の6割を占める

 

◎中小企業倒産(中小企業基本法に基づく)は、前年比6.1%増の1万4,015件

当年の主な倒産

麻布建物(株)/東京都/不動産業/564,800百万円/会社更生法

(株)エフ・アール・イー/東京都/不動産業/228,500百万円/破産

シーコム(株)/東京都/ホテル、海運業/109,700百万円/破産

(株)エル・アンド・ジー/東京都/ウェブショッピングサイト運営/88,000百万円/破産

エス・エス・シー(株)/愛媛県/不動産業/78,800百万円/破産

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