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公開日:2009.07.08
株式会社東京商工リサーチ
2009(平成21)年上半期(1月〜6月)の全国企業倒産件数(負債額1,000万円以上)は8,169件、負債総額が4兆6,853億3,600万円となった。
倒産件数は、前年同期比625件増(8.2%増)。水準としては上半期戦後14番目ながら、4年連続前年同期比増加となり、上半期としては2003年(8,786件)以来6年ぶりに8,000件を上回った。こうしたなか月次ベースでは、5月が1年ぶりに前年同月比減少に転じて、「緊急保証制度」などの各種金融支援効果が窺える状況もみられた。 産業別では、製造業倒産が前年同期比3割増(30.5%増)と増勢が目立ち、不動産業も6年ぶりに300件を上回った。
負債総額は、前年同期比1兆5,056億5,900万円増(47.3%増)で、上半期としては5年ぶりに4兆円を上回り、戦後8番目の規模となった。負債100億円以上の大型倒産が同66.6%増の70件(前年同期42件)と増加が目立ち負債が膨らんだ。
倒産件数、10産業のうち6産業で前年同期比増加 増加率は、製造業30.5%増(1,114→1,454件)、不動産業25.3%増(276→346件) 、情報通信業10.1%増(257→283件)、卸売業9.5%増(1,105→1,211件)、運輸業8.8%増(282→307件)、サービス業他9.5%増(1,391→1,524件)の順。 これに対して減少は、農・林・漁・鉱業23.8%減(42→32件)、小売業4.9%減(903→858件)、建設業0.9%減(2,120→2,100件)の3産業だった。このほか金融・保険業が前年同期同数の54件となった。
※業種分類のコード改訂(日本標準産業分類に基づく)に伴い、弊社データベースは2004年1月度より新業種分類に移行。このため、産業別分類は従来の9産業から10産業に変更している。各数値は新業種コードに基づく。
倒産件数、9地区のうち5地区で前年同期比増加 増加率は、四国21.7%増(184→224件)、関東18.2%増(2,563→3,030件)、北陸12.8%増(195→220件)、近畿12.3%増(1,944→2,185件)、中部10.6%増(782→865件)の順。 これに対して減少は、九州15.8%減(707→595件)、東北13.2%減(454→394件)、中国9.7%減(360→325件) 、北海道6.7%減(355→331件)の4地区だった。 また都道府県別倒産件数では、前年同期を上回ったのが25都府県、減少が21道県、同数が1県となった。
・北海道:件数が前年同期比6.7%減、これに対して負債は同58.6%増。
・東北:件数が前年同期比13.2%減、負債は同15.9%減。県別件数では、岩手を除き前年同期比減少。
・関東:件数が上半期としては6年ぶりに3,000件を上回る。県別件数では、茨城、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川で前年同期比増加。このうち東京が6年ぶりに1,500件、神奈川は6年ぶりに400件を上回る。
・中部北陸:中部の件数は前年同期比10.6%増、北陸は件数が同12.8%増。県別件数では、三重を除き前年同期比増加
・近畿:件数が前年同期比12.3%増。県別件数では、和歌山を除き前年同期比増加。このうち大阪が6年ぶりに1,200件を上回る。
・中国:件数が前年同期比9.7%減、これに対して負債が同42.8%増。県別件数では、鳥取を除き前年同期比減少。
・四国:件数が前年同期比21.7%増、負債が同39.8%増。県別件数では、全県で前年同期比増加。
・九州:件数が前年同期比15.8%減、負債が同11.6%減。県別件数では、宮崎と沖縄が前年同期比増加。
※地区の範囲は以下に定義している。 関東(茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、新潟、山梨) 中部(長野、岐阜、静岡、愛知、三重) 北陸(富山、石川、福井) 近畿(滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山) ◎形態別:破産が上半期過去最多の5,122件
◎原因別:販売不振が5,483件、上半期としては6年ぶりに5,000件を上回る
◎上場企業倒産が前年同期比12件増の18件発生
◎従業員被害者数が8万6,694人、上半期としては6年ぶりの8万人超え
◎資本金1億円以上が219件、上半期として6年ぶりに200件を上回る
◎負債10億円以上が538件、上半期としては6年ぶりに500件を上回る
◎中小企業倒産(中小企業基本法に基づく)は、前年同期比8.3%増の8,122件
(株)SFCG/東京都/事業者向け貸金業/338,040百万円/民事再生法 日本綜合地所(株)/東京都/マンション分譲/197,549百万円/会社更生法 パシフィックホールディングス(株)/東京都/不動産投資ファンド/163,646百万円/会社更生法 (株)ジョイント・コーポレーション/東京都/不動産分譲、流動化事業/147,600百万円/会社更生法 パシフィックリアルティ(株)/東京都/不動産保有・賃貸・不動産開発・売買/99,429百万円/会社更生法
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