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公開日:2005.06.18
経済研究室
2004年高額所得法人における都道府県別のランキングトップ企業では、製造業の復調ぶりが目立った。 ◇ ◇ ◇ 本調査は、東京商工リサーチが全国の税務署の公示データに基づきまとめた、2004年(2004年1月期から2004年12月期までの決算が対象)の高額所得法人の中から、都道府県別ランキングトップ企業を抽出した。 なお高額所得法人とは、年間に4,000万円(半期は2,000万円)を超える課税所得を申告した法人のこと、ただし連結納税申告企業は、単独での公示がないため調査対象に含まれていない。また所在地は納税地によって区分した。
◎30道府県で前年と同一企業がランキングトップを占める 2004年高額所得法人では、都道府県別ランキングトップ企業に変動があったのは17都府県となり、これに対して前年と同一企業がトップを占めたのが30道府県となった。
◎都道府県別ランキングトップ企業、所得金額合計は3兆2,041億円 都道府県別ランキングトップ企業の所得金額合計は前年比12.2%増の3兆2,041億3,118万円にのぼった。このうち所得金額が最も大きかったのは、トヨタ自動車(愛知)の7,932億9,879万円。次にエヌ・ティ・ティ・ドコモ(東京)4,377億5,434万円、日本生命保険(大阪)4,028億7,638万円、日産自動車(神奈川)2,790億3,113万円、九州電力(福岡)1,577億6,017万円の順。 これに対して所得金額が最も小規模だったのは、秋田プライウッド(秋田)の13億1,497万円。次に霧島酒造(宮崎)25億1,765万円、ツバキ・ナカシマ(奈良)29億6,124万円、高知信用金庫(高知)34億6,531万円の順。
◎都道府県別トップ企業、業種別最多は電力と銀行 2004年の都道府県別ランキングトップ企業を業種別でみると、最も多かったのは電力と銀行の各7社となった。電力会社は、北海道、宮城、富山、広島、香川、福岡、沖縄でトップとなり、銀行は青森、岩手、新潟、長野、岡山、熊本、鹿児島でトップを占めた。ただし前年比では、電力が同数だったのに対して銀行は前年10社から社数を減らした。
◎銀行の退潮傾向が浮き彫りに 特に銀行は、6年前の1998年ランキングにおいて30都県で都道府県別トップを占めたのと比較して、退潮傾向が浮き彫りになった。不良債権処理に苦慮する銀行の状況を反映した。そのほか自動車製造が3社(神奈川、静岡、愛知)、衣料品小売2社(埼玉、山口)、移動電気通信業2社(東京、石川)、酒製造2社(大分、宮崎)、信用金庫1社(高知)など。
◎産業別、復調ぶり目立つ製造業 産業別の大分類でみると、製造業が最多の19社(前年14社)となり、2004年都道府県別ランキングトップ企業では、製造業の復調ぶりが目立つ。次に金融・保険10社(同12社)、電力7社(同7社)、小売4社(同7社)と続く。
2004年高額所得法人 都道府県別ランキングトップ企業
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