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実践!リスクマネジメント part1 ~代表者分析・その1~

公開日付:2014.10.30


企業と新規取引を始める際に、代表者が信頼できる人物かどうかをまず確認する
必要があります。特に、中小企業の経営は代表者の意向に左右されるケースが多く、
代表者の資産状況や人柄などは重要な与信管理上のチェック項目となります。

今回から、新シリーズの「実践!リスクマネジメント」をスタートします!
第1回は、代表者の分析を行う際に注意すべき点と、具体的な評価方法について、
例を挙げてご説明いたします。


不要な公職を引き受けていないか?


代表者の経営経験が長く、業界内としても立場が高くなってくると
公職に就くことがあり、その場合は信用度のプラス評価を付与すべきといえます。
ただし、名誉欲の強い代表者の場合、事業と関係のない公職を必要以上に
引き受け、本業への支障をきたす場合があるため、注意が必要です。


性格・健康状態に問題はないか?


代表者の性格は、社内管理や部下の求心力に反映されます。
独裁性や放漫性がある場合、社員のモラルやモチベーションを低下させます。
また、代表者の病気や入院を機に急速に業績が悪化することもあるため、
健康状態に問題がないかも注意が必要です。


交友関係やギャンブル等によるリスクはないか?


特に、暴力団排除条例が施行されて以降、反社会的勢力との交友が発覚した場合
会社の信用は失墜します。たとえ噂でも大きなインパクトがあるので要注意です。
また、ギャンブルで多額の借金を抱えたり、会社の資金を流用したりするような
資金感覚では、代表者として失格といえます。


取引先の経営者がこうしたリスクに該当していないかどうか
以下のようなチェックリストを作成してもよいかもしれません。


▼代表者資質のチェックリスト例


経営経験年数は十分か?


組織の大小に関わらず、トップとなって会社の意思決定を何年行ってきたかは
重要です。組織のナンバー2と最高責任者では責任やプレッシャーの重みが大きく
異なります。以下は、経営経験年数に合わせたチェックリストです。


▼経営経験年数でのチェックリスト例


偏った経験に基づいた経営施策ではないか?


企業には営業畑や総務畑、技術畑と様々な畑があり、代表者が以前まで従事していた
業務が何であったかで、その会社の方針が大きく左右されることがあります。
過去の成功体験や実績のみを武器として経営を行う代表者がいますが、
営業力に問題があるのか、内部管理に問題があるのかを見極めずに
偏った経験一辺倒の経営では、早晩にバランスを崩してしまいます。


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