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知って得する!与信管理の豆知識(4)~各部門が入手すべき情報~

公開日付:2013.11.21


正確な与信管理には、多角的な視点から判断材料を収集する必要があります。
また、外部機関から入手した取引先の情報も重要ですが、自社で収集する
ことが可能な情報も数多く存在します。

そのためには、営業部門と経理部門の密な情報交換が必要となります。


特に営業部門は、訪問の際に、取引先に支払能力があるかどうか、直感的に
判断することも隠れた業務であることを忘れてはいけません。


今回は、知って得する!与信管理の豆知識の第4回目として、各種企業情報を
入手するために、営業部門、経理部門が、それぞれどのような行動を
取るべきか、それぞれの部門別にご紹介いたします。


■基本情報の入手について


【営業部門】…事前に企業ホームページの有無を確認して、訪問時には、
        商品パンフレットや会社案内をもらえるようにします。


【経理部門】…入手項目の信憑性を調べるために、まず本社所在地は
        商業登記簿に記載されているものと同一であるか、
        公表の役員名に差異は無いかなどを調べます。
        これにより、実質的な会社経営者が他に存在したなど、
        重要な情報が発覚することがあります。


■財務内容の入手について


【営業部門】…決算書や事業報告書の受領がベストですが、すべての
        企業から入手するのは困難です。そのため、訪問時に財務内容や
        資金繰りを把握する手がかりを見出す必要があります。
        利益率や決済状況、所有不動産、在庫など、些細なことでも
        構わないので、目で見て、耳で聞き、肌で感じた情報を
        審査担当者と共有することがポイントです。


【経理部門】…現場の意見を収集したうえで、どれだけ正確な数字を把握・
        推定することができるかが肝要です。
        決算書を入手できなくても、決算公告の有無確認や、Webサイト
        で売上高だけでも把握することで、業界水準値との比較ができます。


■代表者情報の入手について


【営業部門】…担当が社長でない場合でも、社長の人柄や性格、経歴全般の
        ヒアリングを心がけます。同業他社からの評判なども参考に
        するとよいでしょう。


【経理部門】…取引先経由の評判やWebサイト上の情報を収集します。有名企業で
        なくとも、業界紙や新聞に有効な情報が記載されている場合があります。


■他社との取引情報について


【営業部門】…付き合いの長い同業者に評判をヒアリングします。


【経理部門】…取引開始経緯や取引条件、今までの決済状況について、自社と
        他社との違いを確認します。


その他、資金の流動性、月商何ヶ月分のキャッシュを持っているかなどの
支払振りや、取引先からの評価、同業者からの噂、資本背景などの情報も重要です。
営業部門・経理部門共に、小さな与信変動も見逃さないよう、常に高いアンテナを
張っておくことが、倒産のシグナルを見つける近道となります。

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