チームワークを活かして
調査や営業の質を高める。
D.M
経済学部卒
2024年入社
銀行・役所での経験を活かして新たな世界へ
私は九州の地元近くの地方銀行で法人融資を主とした渉外担当を4年間、その後は地元の役所で財政担当を経験するなど、5年間勤めた後、TSRに入社しました。銀行勤務時代には新規融資先の検討でTSRと関わる機会があり、決算書に載っていない情報まで把握している調査営業職の情報量に驚かされたことを今でも覚えています。縁あって役所に転職しましたが5年ほど経つと、デスクワークよりも外に出て多くの人と会う仕事の方が自分には合っていると感じるようになりました。そんな折、転職サイトでTSRの求人を目にしました。銀行時代に接していた調査営業職の姿を思い返すと、自分が望むやりがいのある仕事ができそうだと感じ、入社を決意しました。
入社前後で仕事内容に大きなギャップはありませんでしたが、社内の雰囲気や仕事の進め方には意外な発見がありました。入社前は「個人で行動する印象」がありましたが、実際は部署の仲間と協力して進めるチームワークを重んじる環境で、自分にとっては良い意味でのギャップでした。
より良いレポートを目指し、言い回しにも工夫を
企業の信用調査に欠かせない財務分析は、大学時代に決算書の読み方を学び、銀行勤務時代には融資判断に活用していたため、自分にとって馴染みのある作業でした。ただし、銀行では「返済可能性」に重点を置くのに対し、信用調査では企業全体を総合的に評価する必要があり、その点は上司や先輩のアドバイスを受けながら分析方法を修正してきました。また、役所で財政を担当した経験から、行政における予算や決算、入札の仕組みに精通していることも、レポートの作成や企業へのヒアリングで役立っています。
一方で、入社後に最も苦労したのは、取材を基に作成するレポートの文章表現でした。調査レポートは多くの企業に利用されるため、読みやすさや伝わりやすさを意識した言い回しが求められます。上司のチェックで幾度も指摘を受け、その度に学びを積み重ねてきました。その結果、調査、営業両面での努力の成果として、2024年度には社内の「新人賞」を受賞することができました。レポート表現について指導を受けることも多々ありましたが、どんなときも前向きに励まし続けてくれた上司や困ってなくても助けてくれる福岡支社のメンバーのおかげでもあります。受賞が決まったときはもちろん嬉しかったですが、私よりも上司が喜んでくれたことがとても嬉しく、印象に残っています。日頃から若手が新規案件を成約すると、上司や先輩が本人以上に喜んでくれる姿を見るたびに、「この人たちの笑顔が見たい」と思い、仕事に向かう大きな原動力になっています。
食事と睡眠を大切にしてエネルギーをチャージ
「しっかり食べて、しっかり寝る」。昔から、食事と睡眠を十分に取れば日中のパフォーマンスが大きく変わると信じており、TSRに入社してからもその習慣を続けています。平日の仕事を効率よく進めるのは、土日に思い切り遊ぶための工夫でもあります。調査営業職は直行直帰を含め、自分の裁量でスケジュールを組めるのが魅力です。福岡支社のある博多の中心街は夕方になると交通渋滞が激しいため、訪問先から戻る際は直帰を選び、資料整理、事務作業などは自宅で行っています。無駄な時間を減らすことで、仕事とプライベートのメリハリがつきやすくなりました。
休日は、学生時代や社会人になってからの友人と出かけたり飲みに行ったりと、アクティブに過ごしています。役所勤めの頃は地元の仲間と草野球をしていましたが、引っ越して以来、ボールを握る機会はなくなってしまいましたが、新天地で仲間が見つかればまた再開したいと思っています。
- 6:50
- 起床
- 7:40
- 出勤
- 8:45
- メールをチェックし取材の準備
- 10:00
- A社に取材訪問
- 12:00
- チームメンバーと昼食
- 13:00
- A社のレポート作成
- 15:00
- B社に取材訪問
- 16:30
- B社のレポート作成
- 18:00
- 退社
- 18:30
- 息子を迎えに行く
- 19:00
- 帰宅、食事など
- 21:00
- 就寝